各診療グループ

柴田 利彦
教授
柴田 利彦
Shibata Toshihiko

弁膜症治療の拠点を目指して

現在、本邦では年間60,000件の心臓および胸部大血管手術が行われています。天皇陛下・皇族も手術をうけられることから心臓手術は一般的な手術として市民権を得られたとも言えます。
柴田教授の専門分野である弁膜症手術を中心として「弁膜症治療の拠点」を目指しています。弁形成術、小切開低侵襲手術、カテーテル的治療など様々なオプションを提供しています。
2015年は年間200例を越える心大血管手術になります。
安全性を担保しながら「Qualityと低侵襲の両立」を掲げました。我々は大学病院の総合力を武器にチャレンジし続けます。

僧帽弁形成術

僧帽弁形成術

人工腱索ループテクニック280例で成功率99%以上

僧帽弁閉鎖不全症(逆流症)は様々な原因でおこります。重度の逆流症には手術が必要とされていますが、当院では すべての逆流症に対して弁形成術を第一選択として行ってきました。
弁尖の逸脱部位にかかわらず、現在まで500例を越える弁形成術を行い、通算の弁形成成功率は95%であり、最近5年間では99%と高水準の成績となっています。
傷を小さく:小切開手術 への取り組み

傷を小さく:小切開手術 への取り組み

数センチの創部で手術を行う小切開手術(MICS) を積極的に導入しています。僧帽弁、大動脈弁手術およびASD手術が対象となりますが、すべての症例に可能ではありません。
美容上の理由のみならず、早期に仕事へ復帰できるメリットもありますが、小さな傷からの手術ですので小切開手術用の装備と熟練とが必要です。
カテーテル的な治療方法

カテーテル的な治療方法
(高機能なハイブリッド手術室で精度の高い安全な治療を!)

大動脈瘤治療

開胸・開腹などを行わずに大動脈ステントグラフト治療をおこなっています。従来の開胸・開腹手術が望ましい場合でもありますので、病態に応じた治療方法の選択をします。

経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)
鼠径部動脈からあるいは心尖部からカテーテルを利用して大動脈弁に人工弁を留置します。従来の開心術のリスクの高い場合にこの方法を選択します。循環器内科と心臓血管外科が共同で治療にあたっています。

主な手術症例数主な手術症例数

手術実績
2012年2013年2014年2015年2016年
虚血性5547475439
弁膜症65768810297
TAVI70
胸部大動脈瘤2733364646
その他839912
心大血管総計155159180211264
腹部大動脈瘤4332524242
末梢動脈3532233537
末梢血管総計7864757779
総手術件数233223255288343

外来担当医表外来担当医表

医師名 柴田 利彦
柴田 利彦
藤井 弘通
藤井 弘通
高橋 洋介
高橋 洋介
村上 貴志
村上 貴志
森崎 晃正
森崎 晃正

現在までの主な研究成果、現在進めている研究現在までの主な研究成果、現在進めている研究

筆頭著者論文名、雑誌名(略)、年
Murakami TTransapical Endovascular Repair of Thoracic Aortic Pathology.
Ann Vasc Surg. 2017 Mar 10. pii: S0890-5096(17)30369-2. doi: 10.1016/j.avsg.2016.10.054.
Takahashi YPerigraft fluid collection mimicking graft infection in patients with a para-anastomotic aneurysm.
J Vasc Surg. 2017 Apr;65(4):1189-1191.
Murakami TIntravascular ultrasound for transcatheter paravalvular leak closure.
Gen Thorac Cardiovasc Surg. 2016 Aug 8.
Murakami TPreoperative simulation of minimally invasive aortic valve replacement using patient-specific replica.
Gen Thorac Cardiovasc Surg. 2017 May;65(5):302-303
Morisaki AExternalized Transapical Guidewire for Aortic Arch Aneurysm Repair.
Ann Thorac Surg. 2016 Jul;102(1):e51-3
Morisaki AEffect of negative pressure wound therapy followed by tissue flaps for deep sternal wound infection after cardiovascular surgery: propensity score matching analysis.
Interact Cardiovasc Thorac Surg. 2016 Sep;23(3):397-402.
Murakami TTranscatheter closure through transapical access for mitral paravalvular leak after previous trans-septal mitral operation.
Gen Thorac Cardiovasc Surg. 2017 May;65(5):289-292.
Morisaki AMitral Valve Replacement with Half-and-Half Technique for Recurrent Mitral Paravalvular Leakage.
J Heart Valve Dis. 2015 May;24(3):320-2.
Takahashi YA Cranial-Sided Approach for Repeated Mitral Periprosthetic Leak After Right Pneumonectomy.
Ann Thorac Surg. 2016 Mar;101(3):1174-6.
Takahashi YMitral valve repair for atrial functional mitral regurgitation in patients with chronic atrial fibrillation.
Interact Cardiovasc Thorac Surg. 2015 Aug;21(2):163-8.
Shibata TMitral valve repair with loop technique via median sternotomy in 180 patients.
Eur J Cardiothorac Surg. 2015 Mar;47(3):491-6.

豊富な実績と確かな技術で信頼される病院へ。
最先端治療で患者様に安心していただけるやさしい医療を提供します。

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